kintone ビジネスアップデート
企業名
株式会社ダリア
業種
美容材料・美容器具などの総合商社/卸売業(美容業界向け)
業務内容
■美容室向けの美容材料・器具・化粧品の卸販売
■サロンの開業支援・経営支援(コンサル、店舗デザインなど)
■サロン向けITサービス(POS/CRM、オンライン受発注システムなど)の提務
利用用途
■モバイル入力に最適化した日報アプリで営業報告を効率化
■企業・店舗情報を一元管理し、二重入力や分散データを解消
■基幹システムと商品マスタを自動連携し、最新情報を同期・管理
営業活動で得た顧客情報を社内で共有するために日報システムを運用していました。当時のシステムは入力するインターフェースが複雑で自社で活用できていない項目も多く存在し、外出先からのモバイルによる入力には適しておらず会社に戻って入力するなど業務が効率的ではありませんでした。また、データが文章で保存されているため、閲覧時にカテゴリ別に集計することができず分析にも適していませんでした。業界特有の、企業情報とその企業が経営する店舗情報を連携して管理する必要がありますが、複数のプラットフォームを使用しておりデータ形式や操作性が統一化されていない問題もあり、情報を参照したり編集したりする作業が煩雑になっていました。
kintoneのアプリでは、日報入力など外出先での入力を前提に、文章入力ではなく選択肢から選ぶことで効率的に入力できるインターフェースとしました。また、参照時には少ない操作で目的のデータが確認できるような機能を実現しました。営業活動で得た企業情報および店舗情報を連携させてデータ管理することで、二重入力を減らしデータのメンテナンス性も向上させました。日報入力を営業先から随時行うことで、報告内容をセールスと管理者間でタイムリーに情報共有できるようになりました。さらに、複数システムに分散していたマスタ情報をkintone上に集約するプロジェクトの中で、商品マスタの双方向連携を構築しました。ETLツールにより、基幹システムとkintone間で商品・単価マスタを日次同期し、kintone側の更新内容も自動で基幹システムへ反映。これにより、情報の整合性と最新性を維持し、マスタデータの一元管理と可視化を実現しました。
1. モバイル端末から入力可能なインタフェースになったため日報入力の作業効率が上がった。
2. 日報情報や店舗情報を社内でタイムリーに共有することができるようになった。
3. シンプルな操作で目的のデータを検索したり集計作業ができるようになった。
4. 商品マスタ情報の自動連携により、データの重複管理や更新漏れが解消し、全社で統一された情報を活用できるようになった。
エムアイエフ様のご支援もあり、kintone導入当初に比べて自社で対応できる範囲も広がり、現在では基本的に自走できる体制が整いつつあります。一方で、新たな情報の共有や自社で解決が難しい課題については、引き続きタイムリーにご対応いただいており、欠かせないパートナーとしてご尽力いただいております。
各種情報の集約と連携基盤は一定の整備が進み、営業活動やマスタ管理の効率化が実現しています。今後は、さらにこの仕組みを発展させ、kintoneを中心としたデータ統合をより高度化していく予定です。特に、MCPをはじめとする生成AI関連ツールとの連携を進め、ユーザーがより直感的にデータを活用できる環境を整えることで、現場の判断スピードや利便性を高め、全社的なデータ活用力の向上を図っていきます